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Posted by たまりば運営事務局  at 

2011年07月20日

市民自治とまちづくり

7月19日に三鷹ネットワーク大学の講座「市民自治とまちづくり」第4回を受講しました。

普段は「市民自治」とあまり縁がないような生活をしているので、「市民自治とまちづくり」と言われても、あまりピンとこないというのが正直な気持ちでした。

でも、「市民自治」は自分たちのまちを作っていくうえでとても大事なこと、であるようです。自分たちのことは自分たちで決めることができる、というのも市民自治の原則の一つ。
誰か、偉い人やよその人が「これはこうするんだ!」と上から決めつけるのではなく、住民、市民が集まって、意見を集約して、ものごとを決定していく。それができるのが「市民自治」だと思います。
市民がいろいろなことを決めるのに参加していく、その参加するのに必要なものが、“情報”であるということでした。

市民参加するときに、いまどんなことが起こっていて、その論点が何かを知り、争点となっているものごとのデータを見ないことには意見もいえません。三鷹市の場合、「三鷹を考える論点データ集」としてまとめ、争点となっているところを余すところなく公開しているとのことです。しかもネットからも見られるのです!!
三鷹市ではこのように市政が大変風通しが良く、行政と市民のコミュニケーションもうまく行き、協働もどんどん進められているようです。
近隣の自治体を観察すると、自分の住んでいるまちのまちづくりについていろいろ気づくことが多いですねicon_bikkuri2

また駅から近い交通至便な場所に、講座のための部屋や交流のためのカフェのあるステキな学びの拠点があるって素晴らしいな~と思いました。三鷹ネットワーク大学、また利用させていただこうface02  


  • Posted by surlie  at 23:26Comments(0)地域活動

    2011年07月15日

    ワールドカフェという対話の方法

    最近、私の周りで「ワールドカフェ」がよく行われています。
    昨年秋には行政の計画づくりの一環として、市民参加のワークショップが「ワールドカフェ」スタイルで行われました。
    月に1回何かを始めたい若者たちがまちづくりの手法として「ワールドカフェ」を開催しているそうです。
    そして、先日の東京女子大では授業として「ワールドカフェ」が実施され、参加してきました。

    ワークショップの手法として、「ワールドカフェ」は
    ①4~5人が一つのテーブルに座って、みんなが意見を言うこと
    ②カフェのような雰囲気を作って、リラックスして話ができるようにすること
    ③人の意見は否定するのではなく、どんどんのっかっていくこと
    ④テーブル上に紙や布などを置き、マーカーで感じたことや思ったことを書くこと
    などがあります。
    またテーブルの中で進行役やホストを決め、時間がくると「旅人」となってテーブルを移動するなどいろいろ仕掛けがあります。

    「ワールドカフェ」、いろいろな方と出会って、話ができて、関わりを持てるというのはすごいこと!
    話しているうちに、参加者がイキイキしてくることも多かったです。
    テーブルの中では皆、平等に話ができるし、お互いの意見をちゃんと聞きあえるからでしょうか。
    堅苦しい会議では、発言するのにとても勇気がいって、なかなか思うように意見も言えません。また、そういう会議では司会者の力量が問われ、悪くすると一度も発言せずに会議が終わってしまうことも…。
    「ワールドカフェ」でそういうことがないのはとても民主的な気がします。
    市民活動の会議でももっと活用していけばいいかもしれません。(KJ法よりは制約が少ない気がします。)

    ただし、「ワールドカフェ」ではテーマの決め方がすごく大事だと思います。
    大きなテーマでもいいのですが、ある程度、フレームを決めておかないと議論が拡散するだけになります。
    何を話していたのか、だんだん分からなくなって、世間話になってしまってはちょっと悲しい。
    「ワールドカフェ」についてもっと学んでみたいと思いました。  


  • Posted by surlie  at 20:54Comments(2)地域活動

    2011年07月04日

    会議のしかた

    グループやサークル、団体で会議をするとき、意見がいっぱい出て、話がまとまらない時はどうしたらいいんでしょう?

    その日の議題が決まっているのに、全然違う方向へ話が行ってしまうことがよくあります。
    でも、「それ、脱線してます!」とも言えず、そのままどんどん脱線してしまい、なんの話をしてたのか、だんだん分からなくなってしまうことも…。

    進行役なのに、進行するのを忘れて、意見を言いまくってしまったり…。
    議論に負けそうになって、関係ない話に誘導しようとしたり…。
    なんのための議論なのか、議論のための議論になって、何も決まらかったり…。

    何回も時間を取って話し合っても、うまく意見がまとまらないと、本当に無力感にとらわれます。
    反対に、みんながノッて、さっと意見がまとまると、何とも言えない達成感を感じます。

    これっって進行役の腕にかかってるんでしょうか?
    メンバーの意識にかかっているのでしょうか?

    道半ば、まだまだ修行が足りないな~と思った一日でした。  


  • Posted by surlie  at 23:09Comments(2)地域活動

    2011年06月17日

    『もしドラ』に学ぶ 市民活動のマネジメント

    ベストセラーの『もしドラ』、最近、前田敦子ちゃん主演の映画にもなりましたが、この本を初めて読んだとき、これって市民活動や地域活動にも必要な考え方じゃないの!と膝を打ちたくなりました。

    公立高校の野球部女子マネージャーが、ドラッカーを読みながら、自分たちの組織の成果は何か、顧客は誰か、目指すゴールは何かを明確にして、甲子園目指して頑張るという話ですが、この話はいろいろな組織にあてはめて考えることができそうです。

    今までいろいろな地域活動、市民活動に参加してきましたが、志のある人や、やる気のある人が集まって、自分たちの活動で社会を少しでも良くしたいと始まったはずなのに、長い間やっているうちに、だんだん組織を維持することが目的になってきて、最初の目的がわからなくなってしまうこともよくありました。
    しかも、最近は思いのある人をうまく集められなくて、活動をするにも青息吐息になったりすることも…。

    こんな状況をなんとかしたい!と思った時に、『もしドラ』で学んだドラッカーの考え方がすごく参考になりました。(ドラッカーは言わずとしれた経営学の大家ですが、晩年はNPOのマネジメントについての著作を書いたそうです。)
    そこからもう1冊の素晴らしい本に出合いました。『新・共感のマネジメント』松本修一著(社会福祉法人大阪ボランティア協会)。今やボランティアの活動でも、マネジメントは必要不可欠。さらにマーケティングもはずせなくまってきています。この本を読みながら、どうしたらもっと多くの人に共感してもらえるか、考えて行きたいです。

      


  • Posted by surlie  at 21:15Comments(2)地域活動