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Posted by たまりば運営事務局  at 

2012年03月31日

人生の選択能力を身につける~ライフライン講座


3月29日、武蔵野プレイスで開催した講座「人生の選択能力を身につける~ライフラインを描く」は好評のうちに終了しました。
これはHBB(Happy and Boon Buddy)という団体が企画し、武蔵野プレイス市民団体公募企画に応募して、見事19企画の中から選ばれたもの。私もチラシ作製などでお手伝いさせていただきました。

年度末の忙しい時期、集客は大変でしたが、24人の方が参加してくださいました。しかも講座終了後のアンケートでは16名以上の方が「大変満足した」とお答えいただきました!!
この講座は自分の人生を振り返り、気持ちがアップしたか、ダウンしたか、を曲線を描くことで、人生を振り返るというもの。自分の人生の赤裸々な話ってグループワークなどで他人に話したくないのでは…と思ったのですが、それは杞憂でした!参加してくださった方は皆さん、積極的に自分の人生について「自己開示」され、結果的にグループの親密度が飛躍的に増しました!!

講師の木村先生は長年カウンセリングの現場でお仕事をされ、多数の大学や専門学校で教えてこられた経験のある方。お話しになる言葉は”愛”にあふれていました。中でも印象に残ったのは「自己受容のできない人は他者を受容できない」という言葉です。自分を認め、自分を愛し、自分をほめていくことの大切さを学びました。
「本当に頑張ってるね!大丈夫、絶対、うまく行く」私が私自身にかけた言葉です。
  


  • Posted by surlie  at 01:00Comments(2)講演会

    2012年03月14日

    鈴木大介の本

    『deaikeinoシングルマザーたち~欲望と貧困のはざまで』鈴木大介著
    この本を手に取ったのは、女性の貧困について関心があったから。
    (deaikeinoと書きましたが、本当は漢字+ひらがな表記。このブログではこの言葉をその通りに書き込めません!誤解されるような用語は使わないということでしょうが、不便です…。)

    読んでみて思ったのは、今の世の中、持ってる人は何もかも持ってる。持っていない人は何も持っていない。それどころか、アンラッキーなことが「これでもか!」というくらい重なる。そこには暴力があり、貧困があり、うつ病などの病気があり、教育の欠如があります。そして、一つ躓くと、負のスパイラルのように、悪いことがどんどん重なり、リカバリーできないようなシステムになっているかのようです。

    さらに、この本に出てくる母たちには最終的なセーフティネットである「帰れる実家、頼れる親・親族」がありません。「絶対的に持たざる者」のどうしようもないような孤独と寂しさが、経済的困窮とともに、deaikeiに向かわせている理由だと著者は書いています。

    「育てられないくせに子どもを産んで」という批判はあるでしょうが、子どもを育てることを母親だけに背負わせている社会のあり方が問われているのだと思います。例えば、フランスのように、シングルマザーでも子どもが育てられるようにさまざまなサポートがあり、またシングルマザーへの偏見がない社会であったなら、どんなに生きやすいし、また子どもも増えるのではないでしょうか。

    鈴木大介さんの本は今後も注目したいと思います。

      


  • Posted by surlie  at 08:58Comments(0)

    2012年03月12日

    震災と女性とくらし



    3月11日は東日本大震災が起こった、忘れられない日になりました。
    震災などが起こると、災害弱者と言われる高齢者、障碍者、外国人そしてもちろん女性も様々なリスクにさらされます。

    非常時に女性が嫌な思いを極力しないで生き延びていくために、自分でいろいろ準備しておく必要がありますね。女性誌ananから「女性のための防災book」が出てますね!災害の時に用意したほうがいいもの、たとえば生理用品とか、使い捨てショーツ、非常食や水など発災から時系列で欲しくなるモノ、必要なモノのリストをあげています。私もいろいろ買い込みましたが、懐中電灯や笛など、いつも持っていたいなぁと思いました!

    自分で備えることと、もう一つ大事なのが、防災・震災・復興に対する社会の制度やシステムの計画に女性の視点を入れていくこと。非常時は女性も災害弱者になりがちです。避難所生活では女性への配慮がなかったり、また食事係ばかりさせられたり、性被害を受けることも起こり得ます。災害を考えるときに女性の視点で、さまざまなことを見直してみたいです。
    講演会があります。講師は元朝日新聞記者の竹信三惠子さん。お近くのかたはぜひ!!
    日時:4月14日(土)午後1時半~4時
    場所:武蔵野プレイス4階フォーラム【JR中央線武蔵境駅北口徒歩1分)
    参加費:無料
    申込:Email:mhnc@tokyo.email.ne.jp

      


  • Posted by surlie  at 15:56Comments(0)男女共同参画

    2012年03月11日

    『オレにあやまれ!! ~史上最悪暴言DV夫との涙の7年間~』

    『オレにあやまれ!! ~史上最悪暴言DV夫との涙の7年間~』漫画です。作者は杉野BEATさん。
    モラハラ夫との7年間を振り返った力作です。正直、絵がうまいのかどうか、はあまり覚えていません。でもDVという重いテーマを扱っていても、抵抗なくスルリと読めます。

    DVと言っても「殴る、蹴る」だけでなく、精神的DVや経済的DV、社会的DVなど種類もさまざま。この作者の場合は暴言を浴びせる「モラハラ夫」。身体的暴力がないといっても、そのダメージは大きく、対象にされた人はとことん自分自身で生きる力を奪われてしまいます。そこから立ち直っていくのはすごいパワーがいるだろうな~と思います。

    このDV夫も外ではまともな会社員。頭も良く、稼ぎもありそう。妻を徹底的にバカにし、「おまえはダメなやつ」と言い暮らしていました。しかし、作者が漫画で芽が出始めると、嫉妬、焦り、怒り…でさらにモラハラに拍車がかかる。ついに作者はモラハラ夫と訣別する…というストーリーです。

    モラハラやる人は、自分自身に問題を抱えていて、実は自尊感情が低いのではないかと思います。だから弱いものをいじめて自分のパワーを確かめずにはいられない。

    自尊感情は大事ですね~。あるワークショップで「自分の長所を30個書きましょう」というワークをやったのですが、自分のいいところを自分で認めてないとなかなか書けません!! 自分を大切に思えない人は、人にもやさしくできない、と思います。自分を認め、受け容れるって生きていく上で絶対必要なことですね。


      


  • Posted by surlie  at 10:47Comments(0)

    2012年03月09日

    村山由佳著『放蕩記』


    村山由佳さんが書いた『放蕩記』を読んだ。
    いままでこの著者にはあまり関心がなかった。『天使の卵』だったか、書店で手にとったことがあり、ぱらっと立ち読みしたが、この人の小説はこの先も読むことがないだろうと思っていた。


    でも、『放蕩記』、読んでみると、引き込まれるように読み終えた。
    これもまた母に支配される娘の話だ。自伝的長編小説ということだが、かなりキツイ親子関係が見てとれる。
    母親は自分の思うまま、娘も夫も支配し、家庭のなかで王様になる。自分の教育方針を盾に、厳しずぎる躾をし、お小遣いをあげない。娘を認めない。母親に気に入られたい一心で、娘は過剰に親に適応していくが、思春期以降は母親に隠れて「放蕩」する。ようやく娘が母親を受け容れられたのは、母親が認知症になってしまってから。この辺り、佐野洋子の母との確執を思い出した。というか、母と娘の葛藤は、どこにでもある、誰にでもでも起きる問題で、家庭という閉じた場所で起きるために、子どもへの影響が大きく、娘はその思いを生涯引きずっていくのかもしれない。

    ついでに、『シックマザー~心を病んだ母親とその子どもたち』岡田尊司著も読んだ。こちらはもっとはっきりした「毒親」についての心理学者の考察という感じだ。精神的に病んでいる母親に育てられたら、子どもたちにどのような影響があるか、様々な事例を挙げて検証している。
    読んで感じたのは、もともと「シック」な「マザー」もいただろうけれど、「マザー」になって母親規範に縛られることで「シック」になってしまった人も多いのではないかということ。この著者にはそういう視点はまったく感じられなかったけれど。  


  • Posted by surlie  at 10:57Comments(0)

    2012年03月02日

    阿部真大著『居場所の社会学』

    昨年、自分の住んでいる自治体の計画つくりに参加したのですが、そこではさかんに「居場所」についての議論が行われていました。その「居場所」はどちらかというと、シニアや子育て中のお母さんが地域の中で集える「場所」の話だったのですが、この本でいう「居場所」は、「わたしはここにいて大丈夫なんだ」と思える承認の関係性の話でした。

    本来、「居場所がない」というときは、物理的な場所の話ではなく、「居心地の良い関係」のことだったんだなぁと遅まきながら気づきました。

    著者は生きづらさを乗り越えてサバイバルしていくために、「居場所に関する12の命題」という居場所論を展開します。なんだか堅い話のように思えますが、自分の子ども時代からの「居場所がなかった」体験が縷々述べられていて、そこから導き出された命題なので、説得力もあり、大変読みやすいです。

    大事なことだなぁと思ったのは、居場所をいくつも持つこと。著者の命題によれば「居場所はその人にとっての”いのちづな”である」そうです。いのちづなは1本2本では不安です。家庭と職場だけに居場所を限定せず、また特定の居場所にはまりすぎることなく、第三の居場所をもつことが望ましいとのことです。

    その他にもいまは絶滅しつつある「ヤンキー」の居場所論であったり、Jポップの30年を企業社会との関係から分析したり、とバラエティに富んだ内容で、大変楽しく読めたので、著者の他の本もぜひ読んでみたいと思いました。  


  • Posted by surlie  at 08:15Comments(0)