『もしドラ』に学ぶ 市民活動のマネジメント

surlie

2011年06月17日 21:15

ベストセラーの『もしドラ』、最近、前田敦子ちゃん主演の映画にもなりましたが、この本を初めて読んだとき、これって市民活動や地域活動にも必要な考え方じゃないの!と膝を打ちたくなりました。

公立高校の野球部女子マネージャーが、ドラッカーを読みながら、自分たちの組織の成果は何か、顧客は誰か、目指すゴールは何かを明確にして、甲子園目指して頑張るという話ですが、この話はいろいろな組織にあてはめて考えることができそうです。

今までいろいろな地域活動、市民活動に参加してきましたが、志のある人や、やる気のある人が集まって、自分たちの活動で社会を少しでも良くしたいと始まったはずなのに、長い間やっているうちに、だんだん組織を維持することが目的になってきて、最初の目的がわからなくなってしまうこともよくありました。
しかも、最近は思いのある人をうまく集められなくて、活動をするにも青息吐息になったりすることも…。

こんな状況をなんとかしたい!と思った時に、『もしドラ』で学んだドラッカーの考え方がすごく参考になりました。(ドラッカーは言わずとしれた経営学の大家ですが、晩年はNPOのマネジメントについての著作を書いたそうです。)
そこからもう1冊の素晴らしい本に出合いました。『新・共感のマネジメント』松本修一著(社会福祉法人大阪ボランティア協会)。今やボランティアの活動でも、マネジメントは必要不可欠。さらにマーケティングもはずせなくまってきています。この本を読みながら、どうしたらもっと多くの人に共感してもらえるか、考えて行きたいです。


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