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Posted by たまりば運営事務局  at 

2011年08月03日

自分のまちの歴史

先日、私が住むまちで男女共同参画の活動にずっと関わってこられた先輩たちの話を聞く機会があった。

私の住むまちでは、男女共同参画に取り組み始めたのは1985年頃だったという。
国連で女性差別撤廃条約が採択され、国レベル、都道府県レベルと施策が下りてきて、ようやくわたしのまちの役所にも婦人問題担当の部署ができたらしい。
当時を知る方たちの話では、職場でも家庭でも女性問題はまだまだ解決されない問題であり、誰もが共有できるような問題だったという。今から考えると、均等法以前の世の中は、すごく男女の役割が決められていたような気がする。女性は結婚するもの、と決まっていて、30歳をすぎても結婚していないのはマイノリティだった時代だ。

今は女性の社会参画も進み、また男性の育児参加も珍しいことではなくなり、男女共同参画社会へと近づいてきているようだが、その分、男女平等の問題がみんなで共有できなくなり、見えにくくなったと発言された方もいた。

自分のまちの今に至る男女共同参画の道筋を聞くのは大変興味深かった。
その会の記録を作るために、テープ起こしをして、原稿をまとめている。
自分の前を歩いてきた人たちとつながることができて、嬉しい。
また元気な先輩たちの姿を見て、私もまだまだこれからだ~と思った。  


  • Posted by surlie  at 23:20Comments(0)男女共同参画