2011年06月26日
働く理由
今日、図書館で戸田智弘著の『続・働く理由』という本を借りてきました。
どこかの書評で「とっても面白い」と書いてあったので、「ぜひ読んでみたい!」と思ったのです。
この本を開くと、最初に「なんのために働くのか」と書かれています。
この問いはなかなか難問です。
著者曰く、今の日本では食べるために働くというのは十分な説得力はない、
【働く理由】=【お金】+【やりがい】なんだそうです。
そうなのかもね、と思いますが、必ずしも人はやりがいのある仕事に就ける訳ではありません。
「働く」ことに意味がなければいけないのでしょうか?
私自身も、「なんのために働くのか」を考え過ぎて、疲れてしまい、結局働けなくなった経験があります。
やりがいを感じられない仕事だとしても、その中に自分を生かす道を無理にでも見つける、ともかく働いてみる。
それが仕事なのではと思ったりします。
この本の中には99人の人の仕事に関する意見が書かれているのですが、私が気に入ったのは哲学者の池田晶子さんの言葉
「自分に合った」仕事など、いつまでも見つからない。なぜなら、彼らは、「自分に合った」仕事を見つけたいと言う。その一方で、「自分がわからない」とも言う。つまり、わからないものによって、わからないものを見つけようとしているわけだ。そんなもの、見つかる道理がないではないか。自分というものは「わからない」のではなくて、自分というものは「ない」のだと、一度思い知らなければダメなのだ。 『知ることより考えること』新潮社より
学校のキャリアデザインの課題で、自分のやりたい職業を考えてくるように言われて、「私にはやりたいことが特にない。どうすればいいんだろう」と困惑している高1の娘にこの言葉を送りたいと思います。
どこかの書評で「とっても面白い」と書いてあったので、「ぜひ読んでみたい!」と思ったのです。
この本を開くと、最初に「なんのために働くのか」と書かれています。
この問いはなかなか難問です。
著者曰く、今の日本では食べるために働くというのは十分な説得力はない、
【働く理由】=【お金】+【やりがい】なんだそうです。
そうなのかもね、と思いますが、必ずしも人はやりがいのある仕事に就ける訳ではありません。
「働く」ことに意味がなければいけないのでしょうか?
私自身も、「なんのために働くのか」を考え過ぎて、疲れてしまい、結局働けなくなった経験があります。
やりがいを感じられない仕事だとしても、その中に自分を生かす道を無理にでも見つける、ともかく働いてみる。
それが仕事なのではと思ったりします。
この本の中には99人の人の仕事に関する意見が書かれているのですが、私が気に入ったのは哲学者の池田晶子さんの言葉
「自分に合った」仕事など、いつまでも見つからない。なぜなら、彼らは、「自分に合った」仕事を見つけたいと言う。その一方で、「自分がわからない」とも言う。つまり、わからないものによって、わからないものを見つけようとしているわけだ。そんなもの、見つかる道理がないではないか。自分というものは「わからない」のではなくて、自分というものは「ない」のだと、一度思い知らなければダメなのだ。 『知ることより考えること』新潮社より
学校のキャリアデザインの課題で、自分のやりたい職業を考えてくるように言われて、「私にはやりたいことが特にない。どうすればいいんだろう」と困惑している高1の娘にこの言葉を送りたいと思います。
鈴木大介の本
『オレにあやまれ!! ~史上最悪暴言DV夫との涙の7年間~』
村山由佳著『放蕩記』
阿部真大著『居場所の社会学』
熊谷早智子著『母を棄ててもいいですか?』
深澤真紀著『働くオンナの処世術 』
『オレにあやまれ!! ~史上最悪暴言DV夫との涙の7年間~』
村山由佳著『放蕩記』
阿部真大著『居場所の社会学』
熊谷早智子著『母を棄ててもいいですか?』
深澤真紀著『働くオンナの処世術 』
息子さんも娘さんもいらっしゃるんですね!娘さんには甘いパパなのかな?いいですね~。
明日は一歩塾。どうぞよろしくお願いします。
明日もよろしくお願いしま~す